日常

休暇の終わりのエアポケット。

黄金週間が終わる。 計画は未達である。 のたくたした上に、のぞみ通りの旅行をゲットした私の体に不満はないらしい。私の理性は結果を当然のこととして受け止めている。キャパシティに限界があるのを承知で旧天皇誕生日にのたくたした以上、こうなることは…

ただの日記。

服が無い。 いや、さすがに服はあるのだが、仕事に着て行く春ものの服が無いので、買わなければならない。としばらく鬱々としていた。仕事に着て行って許してもらえそうな類の服がそもそも嫌いな上に、そういう服を売っている売り場というのは、三歩歩けば「…

アリーザーデの音に溺れる。

戦闘終了! 気づくと秋の虫の声があらゆる場所から立ちのぼっている。8月と9月の初旬はどこのバーミューダに消えたのか。 とどのつまりは仕事とは言え原稿書きだったので、残業時間の割にストレスはなかったのだが、とはいえ拘束時間が長ければ家事は滞るの…

ボロジノ顛末その2、あるいは歯車ゾンビはいかにして露命をつなぐか。

歯車状態をはるかに過ぎ、ゾンビもはや脱皮して、化け猫と化して幾星霜。奇声を発しながら深夜のパソコンに向かって絶賛修羅場中です。一月に及んだマキノ的ボロジノもそろそろ終盤戦。しかしオーディン大神も「死んで焼かれてしまってから女を誉めるべきだ…

ボロジノ顛末その1、及びハリー・ポッターの国籍問題(番外)

ボロジノ顛末その1 実際の戦闘はそうそう英雄的には進まないとはトルストイ御大もかねがね言っていることで、まあだからと言って、アンドレイの戦闘場面からの退場っぷりの情けなさなどは、作者が彼を馬に蹴られて死んじまうキャラに設定して皮肉っぽく描写…

決戦の夏、にせものの夏。

歯車的ボロジノの戦いが始まった。砲弾の音がだんだん近づいて来る感じ。とはいえ、射程距離にはまだ入ってないし(来週入る)、修羅場る仕事というのは、とどのつまり原稿書きなので、空調を切られてくそ暑いオフィスに殉じる必要もないやと言い訳して、と…

見る前に跳べ。

何とかなるかもしれない補助線を思いついてしまったのだった。 ・・・・・ ・・・・・ いやはや、人間の壊れっぷりというのはなかなか見事なもんだな。 まるでゴミのように落ちやがるぜ。 ・・・・・ ということで、今週からボロジノの戦いが始まるというの…

さよならを言うんじゃなかったのか。

昔巡回していたファンサイトを再訪し、ブログの映画感想をあさり、揚句の果てに昔書いたファンフィクまで読み返してしまった自分がいる。 ・・・・・ なにごとも手につかない。 (笑) ・・・・・ ラストのスネイプ先生の名乗りにおけるアラン・リックマンの…

はぐるま、カメラを呑む。

歯車はのべつまくなしぴいぴい言っていた。何だか判らないが心が圧迫されて辛くてならず、おまけに体調も悪いような気がするからである。このような場合、考えられる原因はそう多くない。 オーバーワークの報いその他の理由により鬱病になりかかっている。 …

はぐるま、しゅうしょうろうばいする。

何と、梅雨が明けてしまったぞ! はぐるま、ニンジン酒に酔っぱらう。 ニンジン酒は、「話の中でぐらい、世界よ滅びろ」というマキノの呪いもむなしく、世界は滅びないで人ばかり死ぬ話だった。ううう。美味ではあったけれど、しんどい。感想は消化しきった…

はぐるま、赤鼻のトナカイになる。

数年前は、日曜日の午後になると鼻の頭がかゆくなって、夕食の頃には顔じゅう掻きむしっていた。 最近は月曜日に痒くなる。いずれにせよ、原因は火を見るより明らかだが。ということで、目の前のニンジン。下りの船 (想像力の文学)作者: 佐藤哲也出版社/メー…

はぐるま、せったいする。

夏至の頃には、あたりは腐った東京湾のにおいでいっぱいになる。可哀想に、青潮にやられてどこかで大量に浮いているらしい。 「つまり、この街では平穏な貌の下で大虐殺が行われている訳だな」布きれの下でそいつが言った。「ふん、文字にすると大層恐ろしげ…

はぐるま、週末の陣地に帰還する。

木曜日の夜に、ひとけのない職場のトイレで「ワルキューレの騎行」をどんぶらこーと声に出して歌っている自分に気づいた時はどうしようかと思ったが(笑)、十字砲火にずたぼろにされることもなく、無事週末の陣地に帰還する。敵も甘いな。とはいえ、今回は…

はぐるま、週末の陣地を見失う。

週末の陣地まであと一日行程だ、と火曜日あたりからずっと思っていた。どんな長くても二日行程は無い筈なのである。行軍中ずっと、頭の中で「ワルキューレの騎行」がエンドレスで鳴っている。歌詞は何故かすべて「どんぶらこ」に変換されている。どんぶらこ…

はぐるま、だつりょくする。

久々に週末完全引きこもり。先日来やたらとふわふわしていたのは風邪を引きかけていたかららしく、早速ダウンしてほとんど寝て過ごす。うう。お持ち帰り仕事を当てにしていたのに。 ということで、横になりながら「戦争と平和」を読了してしまい、際限なく脱…

「ヴェーセン・ストリート」とその他のことども。

水曜日の深夜、寝ようとしたらケータイに弟からのメールが入っていた。「パソコンのメルアドにメールを送ったので早く見やがれと親が怒っている」とのこと。翌朝電話してみると、手伝って欲しいことがあるので今度の土曜日に来てくれないか」と言う。何を手…

雨と踊る。

○午前中は昨日、ノルディック・トゥリーの会場で買い込んで来たJPPのCDを聴きながら、本日返却期限の本のコピーを取る。大正十年発行なので禁帯出だろうと思いつつ駄目もとで予約したら貸出されてしまったのだ。蔵書印を見ると赤いハンコで「禁帯出」と押し…

引き続きへばる。

○数日前は急に暑くなったので体が動かなくなったのだが、今度はまた寒くなって、しかも湿度は高く、そのうえガラピシャ雷が鳴り出したので、てきめんに風邪様の症状を見せてぶっ倒れる。きょうび、恐竜でさえものによっては恒温動物だったことになっているら…

はてもの、はこもの。

季節の変わり目と持病とその他モロモロで突如ダウンする。朝は大丈夫でも昼には体が動かない(で、夜には復活)瞬間風速的墜落は人さまに説明するのが非常に難しいので、多少は配慮してくれ>ワタシの体。 さて、今度の土曜日に設定されている某読書会の課題…

聖ダンスタンの日。

記憶に間違いがなければ、本日は不肖マキノの守護聖人、聖ダンスタンの命日の筈。 聖ダンスタンという人は、グラストンベリ修道院長にしてカンタベリー大司教、10世紀後半のイングランドの修道院改革の立役者ということになっている*1坊さんで、その他にも歌…

腐海を焼き払う。

ということで、久方ぶりに床と部屋の四隅が視認できるようになりましたとさ。 * 豚フルフルのおかげで引きこもりが推奨されているようなので、連休中は心おきなく部屋の大掃除をした。 実は去年の上半期、よんどころない事情が生じて半年くらいろくに掃除を…

職場のコピー機が可愛すぎる件について。

年度末なので、コピー機のリース契約が終了するらしい。 職員の虐待の限りによく耐えて働いてくれた旧コピー機は引退なさり、新しいコピー機がやって来た。 前のやつより巨大だが、薄べったくて横に長いので威圧感はあまりない。ふむ、テクノロジーの進歩だ…