はぐるま、だつりょくする。

久々に週末完全引きこもり。先日来やたらとふわふわしていたのは風邪を引きかけていたかららしく、早速ダウンしてほとんど寝て過ごす。うう。お持ち帰り仕事を当てにしていたのに。
ということで、横になりながら「戦争と平和」を読了してしまい、際限なく脱力しているところ。いや、前巻までは「ものすごくむかつくが、しかし面白いし、フツーに上手い」とか「映画の方が場面選択がうまくて印象深いけれども、原作は原作で一つの見せ方ではある」とか思っていたのだが、何なのだあの最終巻*1は。私の評価は星3つから星1つまで一気に転落してしまった。ボンダルチュクの映画の方が絶対に、絶対的にいい。確かにボルコンスキー息子が死んで、ドンパチ系の戦争描写も終わってしまい、私の妄想力を刺激する対象がなくなったのは事実だとしても、あの似非科学みたいな歴史理論まで有難がらなきゃいけない義理はないと思うのだ。
というあたりを、気を取り直したら後日書きます。さて、口直しに仕事するか‥‥。

戦争と平和〈6〉 (岩波文庫)

戦争と平和〈6〉 (岩波文庫)

*1:岩波文庫(新訳)の最終第6巻は第4部第3篇から。