2009秋ベルリン+@旅行記(目次)
はじめに
2009年秋、衝動的にベルリンに一週間ばかり旅行しました。壁崩壊20周年であること以外、ろくろく調べもせずに出かけたところ、ベルリンの街のヘンさにすっかりはまって帰ってきました。以下の記事は、帰国後、旅行中のメモをもとに一気に書き下ろしたものです。
自分で見聞きしたことについては、できるだけ見聞きしたままに書くことを心がけましたが、ひょっとすると聞き間違いや勘違いもあるかもしれません。また、何しろ後先考えずに行ってしまったので、由来由緒の類にはいい加減な聞きかじりによる誤解も多々あろうかと思います。誤りに気づいたら適宜訂正していきたいと考えております。
なお、ベルリンは今なお普請中で、昨日のランドマークが今日の更地だったり、昨日の発掘現場が今日の観光名所であることもザラのようです。ひょっとすると現在の姿はまた異なっているかもしれませんが、2009年秋時点のベルリンの記録ということで参考になればさいわいです。
2009年秋ベルリン+@旅行記
- 01/ヒッキーの歯車が旅に出た訳
- 2009年はベルリンの壁崩壊20周年であることに気づいた歯車が、うっかり我が身の来し方行く末に思いを致してしまい、衝動的にベルリン行きの航空券をぽちった次第。
- 02/DAY1:NRT→CPH→TXL
- 03/DAY2-1:壁、観光資源、壁、稀に過去
- 04/DAY2-2:ユダヤ博物館とホロコースト記念碑
- 05/DAY2-3:掘り出されつつある都市。でもナチはゴミ箱へ
- 午後のベルリンの暑さに疲労困憊しながら、歯車はなおも街歩きを続ける。ナチと発掘。
- テロのトポグラフィー(ニーダーキルヒナー通り)/空っぽの図書館(ベーベル広場)/更地にされた共和国宮殿と復元予定のベルリン宮殿について/2009年9月22日の旅程
- 06/DAY3-1:オドラ、オーデル、クライスト
- 07/DAY3-2:で、ペルガモン
- 歯車はペルガモン博物館を訪れ、博物館について考察する。
- ペルガモン博物館/2009年9月23日の旅程
- 11/DAY5-1:20年前のアレキサンダー広場、今日のカール・マルクス
- 12/DAY5-2:核シェルターとベルリンの物語
- 歯車はクーダムで核シェルターを見学し、ベルリンの歴史を勉強する。
- 核シェルター見学/THE STORY OF BERLIN
- 13/DAY5-3:過ぎ去ろうとしない過去
- 15/DAY7-1:歴史の地層(ただしベルリンは軟弱地盤注意)
- 16/DAY7-2:ドイツ×歴史×博物館
- 歯車はドイツ歴史博物館の魔手にとらわれ、心身ともに凍えてしまう。
- ドイツ歴史博物館について(長大な考察つき)/2009年9月27日の旅程
- 17/DAY+@:ベルリン街歩き総集編(治安の話とかその他モロモロ)
- 歯車の観察を披露する章。
- ベルリンの通りには人が少ないこと/落書きはおそらく日本におけるロードサイドのノボリのようなものであること/大型犬がしばしば放し飼いにされていること/全ての店舗が土日休業なのではないこと/都市内の公共交通機関について/コミュニケーション、信号、ピンク色、熊について
- 18/DAY+@:ベルリン街歩き総集編(メルケルおばさんの総選挙ほか)/DAY8&9:TXL→CPH→NRT
- 引き続き、歯車の観察を披露する章。及び歯車は無事に帰国し、旅行記は完結する。
- いちげんさんに人間観察は難しい/ドイツの選挙ポスターと街頭キャンペーンのこと/2009年9月28&29日の旅程